広々とした空間で、イッセイミヤケの複数ブランドを展開する店舗。イッセイミヤケのものづくりの原点である「一枚の布」を引用し、巨大な一枚の光を宙に浮かべた。光を対角線で折り曲げ、平面から立体への動きを与えて、見る角度によって変化をもたらす空間体験をつくりだしている。国際空港というローケーションを踏まえ、日本独自のマテリアルや製法を取り入れる考えで、床は伝統的な製法で焼成された、いぶし瓦を敷き詰めた。1枚1枚が異なる表情のいぶし瓦と、どこまでもフラットな光が対をなし、伝統とテクノロジーの均衡を際立たせた空間デザインとなっている。
2025
クライアント : 株式会社イッセイミヤケ
写真 : 八坂麻里子